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脳震盪(のうしんとう)による交代枠の導入が決定!

くろパパ
Jリーグが脳震盪による交代枠の導入を決定しましたね!

今回のはその決定内容と私の経験について書いてみたいと思います。

脳震盪(のうしんとう)による交代枠のルール内容

●1試合において、各チーム最大1人の「脳震盪による交代」を使うことができる。

●「脳震盪による交代」は、その前に何人の交代が行われているにかかわらず、行うことができる。

●育成年代などではベンチ入りメンバーすべてが交代可能な場合もあり、「脳震盪による交代」で交代人数を使い切っていた場合には、既に交代で退いた競技者があっても出場することが可能となる。

●「脳振盪による交代」は、「通常の」交代の回数の制限とは別に取り扱われるが、チームが「脳振盪による交代」を「通常の」交代に合わせて行った場合、1回の「通常の」交代としてカウントされる。

サッカーダイジェストWeb:「絶対に無理をさせない」原博実副理事長も言及!Jリーグが今季から各年代で「脳震盪による交代」を導入より引用

このような内容のようですね!

このルールでの一番のポイントは、『通常の』交代枠を使い切っていたとしても、脳震盪を起こした選手は交代することができるという点だと思います。

これまでは、『通常の』交代枠を使い切っていた時に脳震盪を起こした選手がいた場合、『交代』することができず、自主的に『退場』することしかできませんでした。

つまり、そのチームはその後10人で試合を続行する必要があった訳です。

この状況でよくあったことは、脳震盪を起こした選手がそのまま無理をしてプレーを続行するということでした。

『チームに迷惑をかけてしまう』『自分のせいで試合に負けるかもしれない』そう思って無理してしまうのでしょう。

しかしこれは、非常に危険なことです!

脳震盪は、その場では大きな異変はなかったとしても、その後に異変が起きることやちょっとした異変が長期間続くというようなことがあります。

ですから、脳震盪を起こした選手はその時の症状が大したことがなくても大事を取ることがベストだと思います。

そういったことからも今回の交代枠の導入は非常に素晴らしいことだと思います。

くろパパの脳震盪の経験談

あれは、高校生の時でした。

サッカー部の練習試合の際に、ジャンピングヘッドで競ろうとしたんですが、相手の選手はジャンプしなかったんですね。

すると、ジャンピングヘッドをして下りてくるとそこには相手選手の頭が!!

思いっきり顎を強打!ヘビー級のボクサーのアッパーカットをくらった、そんな感覚です(;´∀`)

本当に強烈な衝撃だったのですが、その時は大した症状もなかったので、そのまま試合終了までプレーを続けました。

問題はその後ですね。

試合が終わった後、急に吐き気がして嘔吐してしまいました。

その後は、スッキリして再度嘔吐することもなく、その後の試合にも出場したみたいです。

『みたい』なんですよね(^^;)

実は、帰りのバスに乗るまでのその後の記憶がはっきりと思い出せなかったんです。

もう恐怖ですよね。めちゃめちゃ怖かったです(;O;)

その後は大きな症状は無かったんですが、な~んかボーっとするというか気分が乗らないというかそんな状態が1~2か月くらい続きました。

イメージで言うとこんな感じです。

幸い私の場合は、その後何も治療を受けることなく元の状態に戻りました。

まとめ

本日の内容のポイントをまとめます。

ポイント

『通常の』交代枠を使い切っていたとしても、脳震盪を起こした選手は交代することができるようになった。

脳震盪は、その時に症状がなくても大事を取った方が良い。

くろパパ
ルールによって選手に大事を取ってもらいやすくなったことは、非常に有意義だと思います。

それに加えて、周りの人間(監督・コーチ・スタッフ等)には『頭にダメージを負った選手には、大事を取らせる』という認識をより深めてもらうことが非常に大事なことだと思います。

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くろパパ

1985年生まれの38歳。兵庫県出身。京都府在住。妻、息子(10歳)、娘(7歳)の4人家族。小学生から大学生まで真剣にサッカーを続けていました。週末は保護者コーチをしながら、息子のサッカー上達を願う、そんなサッカー大好きパパです。(2023年3月 JFAC級コーチライセンス取得)

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