サッカー子供の自主練習

小学生低学年のリフティング練習

くろパパ
サッカーを始めて、まず最初にぶつかる壁ってリフティングじゃないでしょうか?

最初から10回、20回ってできる子ってほぼいないと思うんですよね。

今回はそのリフティングの練習について書いてみたいと思います。

そもそも何でリフティングって練習しないといけないの?

スクールや少年団で、気付けば当たり前のように練習させられる『リフティング』。

そのそも何でリフティングって練習しないといけないのか?

その答えは、『ボールに当てるべき場所の確認ができるから』ではないかと私は思います。

リフティングは、足や頭などの色んな部位を使って行いますよね?

それぞれの部位で『どんな風にボールを当てれば、思ったところにボールを飛ばせるか』、それを確認できるのがリフティングだと思います。

息子(小学1年生)の少年団の練習を見ていても、リフティングが上手な子はやはりシュートもしっかりミートできています。

ボールに足を当てるべき場所がしっかりと分かっているんでしょうね!

ですので、私が息子に『何でリフティングを練習しないといけないの?』と聞かれたときには、『リフティングがうまくなったら、シュートが強くなるよ!』と答えました(^^♪

それ程心に響いていませんでしたが・・・(笑)

リフティングの種類

小学生の低学年で指導者の方からよく求められるのは、リフティングの回数ですよね!

私個人としては、『リフティングの回数が多くできればできる程、サッカーがうまくなる』とは全く思っていないのですが、日本ではまだまだ回数が求められていますね(^^;)

とはいえ、『思ったところにボールを飛ばせる』ためには、ある程度の回数、少なくとも100回はできるようになった方が良いかなと思います。

ということで、ここではリフティングの練習をする上で知っておくべき、一番オーソドックスなリフティングの種類を2種類ご紹介します。

ネーミングは私が考えただけですので、広く知られたリフティング名ではないです。

①足ピン!リフティング

②チョンチョン リフティング

 

まずは動画を見て頂ければと思うのですが、①はネーミングの通り、膝も足の甲もピン!と伸びて行うリフティングで、②もネーミングの通りなんですが、足のつま先辺りでチョンチョンと行うリフティングです。

実際のところ、②ができるようになれば、しんどくないですし、回数も稼げると思います。

ただ、小学生の低学年の子が『思ったところにボールを飛ばせる』ようになることを目的に練習するなら、私は①を練習した方が良いと思います。

これは、実際にキックをする時の足の動きに①の方が近いからです。

②に関しては、色んな技に挑戦する時に必ずと言って良い程必要になってくるのですが、小学生の低学年であれば、①ができるようになってからで良いのではないかと思います。

ということで、ここからは、①の足ピン!リフティングを練習する上での注意点、練習方法に関して書いていきたいと思います。

足ピン!リフティングの姿勢に関する注意点

 良い姿勢

良い姿勢(横から見た場合)

良い姿勢(前から見た場合)

こんな感じで、足の甲も膝もしっかり伸ばし、手と腕もバランスを取る感じで自然な感じにしておくのが良いかと思います。

上半身は真っすぐか、少し前に傾けると良いです。

たまに手と腕に力が入ってるせいか、片手、片腕だけ変な風に曲がったりしている子を見かけますが、バランスを取るのが難しくなるので、そこは自然な感じになるようにアドバイスしてあげると良いかと思います。

また、少し姿勢とは違いますが、足首がぷらんとなってしまうと、なかなかキックが安定しないので、『足首の固定』も一つのポイントだと思います。

良くない姿勢①

上半身が沿ってしまっている姿勢

これもよく見かけるんですが、上半身が後ろに傾いていますね。

こうなるとボールも見にくいですし、足に力が入りにくく、ピン!となりにくいですね。

良くない姿勢②

ボールを蹴る足の久が曲がってしまっている画像

これもたまに見かけます。

膝を曲げた状態でボールを蹴ろうとしています。

膝が曲がっているとバランスも取りにくいですし、ボールに当たる足の甲の角度を毎回同じにするのが非常に難しいと思います。

足ピン!リフティングの練習方法

まずは、1回蹴ってキャッチ、1回蹴ってキャッチということを繰り返し、1回ができるようになったら、2回に、2回ができるようになったら3回にと数を増やしながら練習していくと良いと思います。

『ある程度できるな』と思ったら、最高記録に挑戦してみる。

そして伸び悩んだら、また数回蹴ってキャッチの練習をしてみる。

その繰り返しで少しずつコツをつかんでいくと良いと思います。

また、先に姿勢について注意点を書きましたが、私はリフティングは姿勢が非常に重要だと思っています。

ですので、練習の際は動画を撮ってあげて、どんな姿勢になっているかを本人に確認させてあげると良いと思います。

そして、リフティングは、1日やればすぐにうまくなるというものではなく、コツコツと練習していくしか方法はありません。

ただ、練習すれば必ずうまくなるとも言えると思いますので、少しずつ少しづつ練習していきましょう!

まとめ

本日の内容のポイントをまとめます。

ポイント

リフティングを練習する理由は『ボールに当てるべき場所の確認ができるから』

足ピン!リフティングを練習しよう!

リフティングをするなら、まずは姿勢から!

少しずつ少しずつ練習していこう!

くろパパ
今回の内容が子どもたちのリフティングの練習に少しでも役に立てたら嬉しいです(^^♪

ちなみにですが、私の息子がリフティングの練習を始めたころには、これでもか!というくらい褒めまくりました!(笑)

某アニメ映画のセリフを借りて「リフティングに心を燃やせ!」も結構効いて、息子はその時心を燃やしてました。(笑)

子どもにとっては、あまり面白くない練習でしょうから、いかに子供の気持ちを乗せていくかというところも重要ですね(^_-)-☆

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くろパパ

1985年生まれの37歳。兵庫県出身。京都府在住。妻、息子(9歳)、娘(6歳)の4人家族。小学生から大学生まで真剣にサッカーを続けていました。週末は保護者コーチをしながら、息子のサッカー上達を願う、そんなサッカー大好きパパです。(2023年3月 JFAC級コーチライセンス取得)

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