サッカーよくある疑問

人工芝の熱による火傷対策

くろパパ
炎天下の人工芝のピッチでサッカーをすると足の裏が痛くなったことってないですか?

私は、足裏に水膨れが多数できてしまい、普通に歩けなくなるくらいになってしまいます。

冬に同じピッチでサッカーをしてもそんな風にはならないのに何でだろう?

今回はその疑問に対する答えと対策についてまとめてみました。

炎天下の人工芝で足裏が痛くなる原因

結論から言いますと、人工芝の表面温度が非常に高くなっているからです!

炎天下では、その表面温度は70℃前後にもなってしまう模様です。

熱い!( ;∀;)

それに加えて、人工芝は天然芝に比べて、グリップ力や摩擦力が強く、摩擦熱も発生しやすい環境にあります。

このようなことから、炎天下で人工芝でサッカーをする場合は、熱が発生しやすい環境になっており、そのことから足の裏が火傷したような状態になる訳ですね!

それで、同じスパイクでプレーしても冬場は足の裏が痛くなりにくいのですね(^_-)-☆

人工芝の熱から足裏を守る対策

私自身も非常に困っていますので、色々と調べましたが、これで完璧!という対策は正直言ってありません( ;∀;)

ただし、試してみる価値がある方法がいくつかありますので、そちらをご紹介したいと思います。

①スパイク・ソックスを脱ぐ・インソールを外す

靴の中の熱を少しでも逃してやることが重要ですから、可能であれば、練習の休憩中や試合のハーフタイムなどにスパイク・ソックスを脱ぎ、インソールを外してみてください

その際にスパイクの中を氷などで冷やしたり足裏を冷やしたりできるとより良いかと思います。

ただ、私の経験上、ハーフタイムにそこまでする時間はないかと思いますので、スパイクを脱いでインソールを外すということくらいが限界なのかなと思っています(^^;)

②遮熱ミストを使用する

国産米の『もみ殻』から作られた植物由来成分配合のミストです。

衣服や帽子にも使用できるみたいですが、スパイクに使用する場合は、インソールを取って、中底に直接噴霧して使用します。

独自の遮熱性試験では、遮熱率47%だったとのことです。

試験方法などの詳細は不明ですが(◎_◎;)

サッカーをする前にシュッシュッとするだけなので、個人的には比較的簡単な対策なのかなと個人的には思います(^^♪

追記:くろパパが使用した感想

くろパパ
正直に言って、気休め程度なのかなと思います(^^;)

ただ私は、おまじないのつもりで毎回シュッシュッと噴霧してから試合に臨んでいます(^_-)-☆

③人工芝用(AG)のスパイクを使用する

人工芝は、天然芝に比べてグリップ力や摩擦力が強いということは前述しましたが、人工芝用のスパイクはその辺を調整されて作られていますので、摩擦が発生しにくくなると思います(^^♪

そういった調整によって怪我もしにくくなると考えられますので、人工芝でプレーする機会が多い方は、1足持っていても損はないかもしれません!

ちなみにですが、人工芝用のスパイクには、名称に『AG』と入っていますので、『AG』の物を選んでくださいね(^_-)-☆

④UMBRO『GAINA』搭載スパイクを使用する

色々調べている中で、UMBROのスパイクには、ソールに断熱材を使用して人工芝の熱対策をしているということを知りました!

具体的に言うと、特殊セラミック素材である『GAINA(ガイナ)』をインソールボードにコーティングして人工芝からスパイクへの熱エネルギーの進入を防いでいるとのこと。

UMBRO社のデータでは、シューズ内の熱進入量が約64%も減少したとか。

この『GAINA(ガイナ)』という素材は、なんと宇宙ロケットの先端部分に使用されている技術を応用した素材らしいです。

すごいですね!

大人用だけではなく、ジュニア用も販売されていますので、お子さんでもこちらを試すことが出来ますよ(^^♪

以下の記事には、開発秘話も語られていますので、興味のある方は是非ご覧ください(^_-)-☆

足裏革命!アンブロスパイクが人工芝の熱から足裏を守る~GAINA共同開発秘話 特別対談~

追記:くろパパが使用した感想

くろパパ
結論から言うと、『GAINA搭載スパイク』効果ありました!!

同じ人工芝のグランドで、別のスパイクを履いてプレーした際には足の裏が水膨れだらけになったのですが、『GAINA搭載スパイク』を使用したところ、小指のところに小さな水膨れがあったくらい。

気温はほぼ同じくらいでしたので、この違いには驚きです!!(◎_◎;)

でも正直なところ、『このスパイクを履くだけで完璧だ!』とは言えないのかなと思います。

プレー中に熱いなと感じることがあったからです。

ですので、このスパイクの使用にプラスして他の対策を行うことが大事だと思います!

【大人モデル】

【ジュニアモデル】

UMBROのスパイクには、GAINAが搭載されていないスパイクもあります。

見分けるポイントは、インソールに『GAINA』の文字が書いてあるかどうかです。

インソールの写真で確認するか、説明文をよく読んでご選択くださいね(^_-)-☆

⑤断熱インソールを使用する

Activaitalさんから以前より販売されていましたが、2024年7月にパワーアップした新製品が発売されました!

80℃に加熱したホットプレートの上で最大8.5℃の断熱効果!』とのことです。

上の写真には、ゴリラグリップは映っていませんが、①ゴリラグリップ ②ファブリック ③ポリウレタン ④断熱コルク ⑤アルミシート の五層構造になっています。

少し分厚めのインソールになりますので、普段履いているシューズのサイズより0.5㎝大きい物の方が良いかもしれません。

また、甲高の足の方は、甲の部分に少し圧迫感を感じられるかもしれません(^^;)

上の写真のように、上面にはゴリラグリップが施されていまして、靴の中で足が滑りにくくなっていますね(^^♪

上の写真のように、下面はアルミシートとなっており、銀色でギラギラです✨

すごく断熱してくれそうな雰囲気を醸し出しています(^_-)-☆

追記:くろパパが使用した感想

くろパパ
結論から言うと、これだけでは完璧ではないと思います(^^;)

気温が36℃くらいの時には、やはり結構熱さを感じました。

やはり他の対策方法と同様でいくつかを組み合わせて対策を取る必要があるのかなと思います!

まとめ

今回の内容のポイントをまとめます。

ポイント

対策① スパイク・ソックスを脱ぐ・インソールを外す

対策② 遮熱ミストを使用する

対策③ 人工芝用(AG)のスパイクを使用する

対策④ UMBRO『GAINA(ガイナ)』搭載スパイクを使用する

対策⑤ 断熱インソールを使用する

くろパパ
いかがでしたか?

まだまだ完璧な対策は無い状態ですが、いくつかの方法を組み合わせて自分に合った対策方法を見つけていくしかないですね!(^^)!

今回の内容が役立って、皆さんが少しでも快適にプレーできることを祈ります♪

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くろパパ

1985年生まれの38歳。兵庫県出身。京都府在住。妻、息子(10歳)、娘(7歳)の4人家族。小学生から大学生まで真剣にサッカーを続けていました。週末は保護者コーチをしながら、息子のサッカー上達を願う、そんなサッカー大好きパパです。(2023年3月 JFAC級コーチライセンス取得)

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