そんなことってないですか?
今回は革の種類と対応グランドを中心にまとめてみたいと思います(^_-)-☆
目次
サッカーシューズに使用されている革の種類
大きく分けて『人工皮革』と『天然皮革』の2種類に分けることができます!
天然皮革に関しては、カンガルー革や牛革など使用されている素材で細かく分けることができますが、今回はその点は省かせて頂いて、『人工皮革』と『天然皮革』の特長を簡単にまとめさせて頂きます(^^♪
人工皮革
人工皮革のメリットとデメリットについて以下にまとめてみました(^^♪
メリット
①耐久性が高い
②型崩れしにくい
③お手入れが簡単
デメリット
足になじみにくい(革が伸びない)
まとめて言うと、『革が頑丈』ということですね(^_-)-☆
なかなか破れないですし、天然皮革と比べるとソール剥がれも少ないように感じています。
また、丸洗いしても大丈夫というところが大きなメリットかなと思います!
毎日練習すると、どうしても汚れや臭いが付いてしまいますが、その手入れって大変ですよね?
あまり気にすることなく丸洗いできるのは、非常に助かります!
ただ、『革が頑丈』ということは、シューズの形に足が合わなかった場合には、革が伸びたりしないので、後からなじんでくることはあまりないということにもつながります。
そうなると買い替えるしかなくなるのが、デメリットかなと思います(^^;)
とはいえ、最近の人工皮革は伸びはしないものの、かなり柔らかくなってますので、足に全く合わないというケースは減ってきているのかな?(^O^)
天然皮革
天然皮革のメリットとデメリットについて以下にまとめてみました(^^♪
メリット
①足になじみやすい(革が伸びる)
②ボールタッチがしやすい ※好みによります。
デメリット
①耐久性が人工皮革より低い
②型崩れしやすい
③お手入れに手間がかかる
人工皮革と鏡写しにしたようなメリットとデメリットですね(^O^)
特徴を一言で言うと『革がやわらかい』ということになります。
革が伸びてくれますので、使っていくうちに自分の足にフィットした形に変形していきます(^O^)
私の周りには、少し小さめのサイズのシューズを購入して伸ばしてフィットさせていくという人もいましたよ。
また、革が柔らかいのでクッション的な役割もこなしてくれるので、ファーストタッチがしやすいということもあるかと思います(^^♪
まぁこれは人ぞれぞれ好みがありますが・・・
ただ、革が柔らかいということは、『破れやすい』『ソール剥がれが起きやすい』ということにつながりますので、耐久性は比較的低くなりますね(◎_◎;)
また、丸洗いしたりはできないのですし、クリームなどを塗ってお手入れもこまめにしないと革が固くなってしまいますので、手間は掛かってきます(^^;)
『明日も良いプレーができますように!』という願いを込めながら磨いたな~。
靴磨きは、『物を大事にする』ということも学べますので、学びの部分でも良いことはありますね(^^♪
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サッカーシューズの対応グランド
まず最初に上の写真をご覧ください。
これは、私の購入したスパイクの箱の側面の写真なのですが、スパイクの名前の最後に『HG』と書かれているのが分かると思います。
これは、『Hard Ground(ハードグランド)』の略語でして、つまりこの略語がそのシューズの対応グランドを表している訳ですね(^_-)-☆
ですので、そのシューズの対応グランドを知りたい時は、シューズの名前の最後にある略語に注目すれば良いということです!
ちなみに、私のスパイクのサイズ24.5㎝...ちっちゃ!(笑)
それぞれの略語の意味
対応グランドの略語には、いくつか種類がありますので、それぞれの意味を説明していきたいと思います(^^♪
HG(ハードグランド)
基本的に土のグランドで使用するためのスパイクです。
ポイントが低く、数が比較的多いのが特徴です。
ポイントの数を増やすことで、接地面積が大きくなり、摩擦によってグリップが得られるようになることや下からの突き上げ感を軽減しています。
HGのスパイクは、基本的にどんなグランドでも使用可能ですが、ポイントが低いため、天然芝などの比較的柔らかいグランドでは若干すべりやすくなるかと思います。(◎_◎;)
メモ
『MG(マルチグランド)』というタイプもありますが、HGと同様の特徴を持っていると考えて頂いて良いかと思います。
FG(ファームグランド)
天然芝用のスパイクです。
ポイントが細く長めで、数が少ないのが特徴です。
ポイントが細くて長いため、天然芝のような柔らかいグランドでしっかりとポイントが食い込み、グリップが効くようになっています。
FGのスパイクは、人工芝や土のグランドで使用するのはオススメできません。
ポイントの数が少なく、足への負担が大きいこと、また、特に硬い土のグランドだとポイントが折れてしまう可能性があるためです(;O;)
AG(アーティフィシャルグランド)
人工芝用のスパイクです。
人工芝は最も引っ掛かりが強く、ポイントのグリップが強いと、止まり過ぎて足首や膝などを痛めてしまうことがあります。
そこで、ポイントが芝から抜けやすいように大きさの異なる丸型のポイントを使用し、グリップ力を調整したものがAGのスパイクです。
AGのスパイクは天然芝で使用することは可能ではありますが、芝から抜けやすいポイントになっているので、少し滑りやすい可能性があります。
また、土のグランドには対応していないとのことですので、土での使用は控えましょう。
SG(ソフトグランド)
雨でぬかるんだ土や毛足の長い天然芝など滑りやすいグランドで使用するためのスパイクです。
そのほとんどが取替式となっています。
ポイントの数が6~8本とかなり少なく、取替式であることもあり、グランドの状態によって本数や長さを調整できるのが特徴です。
グランドの状態に合わせた長さと本数で、しっかりとグランドにポイントが食い込むため、柔らかいグランドでも強く踏み込むことができます。
ポイントが食い込まないため、人工芝や硬い土のグランドでの使用は控えた方が良いです。
TF(芝:ターフ)
皆さんがよく耳にする『トレーニングシューズ』というのは、実は通称でして、正式には『ターフシューズ』と言います。
ラバー素材で出来たシューズ底面全体に小さいポイントがいっぱい付いているのが特徴です。
スパイクとランニングシューズの中間のような位置付けで、足に掛かる負担が少なく、どんなグランドでも使用可能です。
小学生の特に低学年では、こちらのシューズでプレーするのがオススメです。
ただ、やはりスパイクと比べるとグリップ力が低く、滑りやすいです(^^;)
IN または IC (インドアコート)
屋内施設用のサッカーシューズです。
シューズ底面はラバー素材で出来ており、ポイントがないフラットな作りとなっています。
最近販売されているICのシューズは、『ノンマーキングラバー』という床に色移りがしないラバーで作られていますが、施設や大会によっては飴色の底面以外のシューズは使用禁止となっている場合もあるので注意が必要です。
まとめ
本日の内容のポイントをまとめます。
ポイント
サッカーシューズには、『人工皮革』と『天然皮革』の2種類が使用されている。
人工皮革は、頑丈で手入れが簡単。
天然皮革は、手間は掛かるけど、足になじみやすい。
サッカーシューズには、6種類の対応グランドそれぞれのシューズがある。
サッカーシューズを選ぶ際に参考にしてみてくださいね(^_-)-☆
自分と自分のサッカー環境に合うサッカーシューズに出会えることを祈っています♪
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