サッカーよくある疑問

この曲線って何のためにあるの?

くろパパ
先日、子供たちの試合のコートを作っている時にパパ達の間ででこんな会話がありました。

パパ達の会話

みどりパパ
この線って何のためにあるか知ってますか?

そういやこの線って使ってるところ見たことないな?

あれっ?何だっけ?

あおパパ

 

くろパパ
おっしゃる通り、この線は一番使うことがない線といってもおかしくないのではないでしょうか?

今日はこの線について書いてみたいと思います。

この線の名前は『ペナルティアーク』

この線の名前は、『ペナルティーアーク【penalty arc】』と言います。

『ペナルティエリアにあるアーク(円弧)』と捉えがちですが、『ペナルティキック(PK)の時に使うアーク(円弧)』と考えるのがより正確だと思います。

その理由をここから説明していきたいと思います。

ペナルティアークはどんな時に使うの?

ずばり言いますと、ペナルティキック(PK)の時にしか使いません。

更に言うと、使用するのは試合中のペナルティキック(PK)の時だけで、延長戦の後に行うようなPK戦では使用しません。

実は、ペナルティキック(PK)には、キッカー以外の選手はキッカーがキックするまでは、ペナルティマークから9.15m離れないといけないというルールがあります。

ペナルティアークはその9.15mを示す線なのです。(小学生の8人制サッカーでは、7m

こぼれ球に詰めるためにキックのタイミングでゴール前に走りこんでいきますが、キックする前にペナルティエリアだけではなく、ペナルティアークの中にも入ってしまうとやり直しになってしまうので、要注意です!!

ということで、PK戦では詰めても意味がないので、使用しないということですね。

ペナルティアークの注意点

基本的にはペナルティキック(PK)の時にだけ使用すると覚えておけば、特に注意することはないと思います。

ただ私の息子も小学1年生ですが、低学年の子がゴールキーパーをするのってなかなか難しいですよね。

息子の試合でもペナルティエリアの外でのナイスキャッチを何回見たことか(笑)

よく分からない円弧があったら余計混乱すると思うので、『あの線は気にしなくて良いよ』と一言言っておいてあげるだけでもプレーの判断がしやすくなるかもしれませんね。

むしろ低学年の試合なら書かなくても良いかも・・・

まとめ

本日の内容のポイントをまとめます。

ポイント

線の名前は、『ペナルティアーク』。

試合中のペナルティキック(PK)の時にだけ使用する。

ペナルティマークから9.15m(小学生は7m)の位置を示している。

くろパパ
まだまだ慣れませんが、また気ままにサッカーについて書いていきたいと思いますので、お付き合いよろしくお願いします(^^♪
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くろパパ

1985年生まれの38歳。兵庫県出身。京都府在住。妻、息子(10歳)、娘(7歳)の4人家族。小学生から大学生まで真剣にサッカーを続けていました。週末は保護者コーチをしながら、息子のサッカー上達を願う、そんなサッカー大好きパパです。(2023年3月 JFAC級コーチライセンス取得)

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